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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
3・29 豪雨

3・29 豪雨 (2018/03/28)  どうしても外出しなければならない用事があり、雨の降り始めにかまわず出かけた。薄黒い雨雲はセントロ付近を覆っていただけだったので、たいした雨にはならないだろうと、思っていたが、用事のあるリベルダージが近づくにつれ、雨脚がつよくなり、靴に水がしみこんできた。リベルダージについたころは、服はシャツまで濡れ、靴はびしょびしょであった。用事をすまし、お米を買おうと、リベルダージのメインストリート、ガルボンブエノにいく頃には、ますます雨が強くなり、その上、ガラガラビッシャーン、と近くに落ちたような雷まで鳴り響くようになった。
 あまりに雨が強いので、ボックスの店が集まる建物に入ることにした。と、ところが折り畳み傘が閉じることができない。いくらやっても閉じない。何度も傘の付け根を見てボタンを確認したがない。数年前に日本のユニクロで買った折り畳み傘で、丈夫で普通サイズよりもちょっと大きく重宝していた。ただ、折りたたむ時にボタンも何もないので気にかかっていた。案の定、閉じることができなくなってしまった。もしかしたら、ねじるのかもと思ってやってみたがだめ。僕が単なる無知なのか? 今までは簡単に閉じることができたので、ボタンがないことは、いいや、と思っていたが、まさか閉じられなくなるとは思わなかった。
その上、日本の100円ショップの靴用セメダインでつけていた靴底が、半分ほどとれてしまった。おそらく雨のせいでセメダインがはがれてしまったのだろう。まさに泣きっ面に蜂である。それでも、コメを買うつもりであった日本食品店前に、ちょうど雨宿りをしている知人がいたので、閉じられない傘をしばらくみてもらい、日本米を買うことができた。
 ニュースで見ると、この日の豪雨は結構被害を及ぼしたようであった。雨のおかげで靴はベロベロになったし、傘は壊れるし、踏んだり蹴ったりの1日になってしまった。でも、目的の用事は済ますことができたし、米は買うことができたので良し、としよう


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