3・30 パスコア (2018/03/29)
いつものように朝6時に犬たちの散歩にでかける。いつも、さほど人どおりがあるわけではないが、今朝は特に少ないような気がする。この時間には店を開けはじめているバールもシャッターをおろしたままだし、なんかおかしい? ブリガデイロ通りとマリア・パウロ通りの角にいつもいる、カフェダマニャン(朝食)のパンやカフェをうる人もいない。が、道路向こう側を見るとディスコの前に数十人の人だかりがあった。夜を徹して踊っていた若者たちがタクシーや車の迎えを待っているのである。そこでやっと気が付いた。今日はパスコア(復活祭)の祭日だった! 道理で人どおりが少ないわけである。休みの前なのでディスコが開いていたのだ。 パスコアが週末にあるとは知っていたのだが、すっかり忘れてしまっていた。そう言えば、昨日、水を買いにスーパーに行くと、普段は甘いモノなぞ買いそうにない、おじさんがチョコレートぼんぼんを持ってレジにならんでいたのでおかしいな、と思っていた。今日のためだったのである。ブラジルでは、パスコアの日に卵型のチョコレートや、チョコレートを贈る習慣がある。子供達はこの日を楽しみにまっているのだ。スーパーではチョコレートエッグを、手のとどくほどの高さの仮設天井一杯にぶら下げて売るのが毎年の風物詩となっている。この写真をとらなきゃ、と先週からずっと思っていたが、すっかり忘れてしまっていた。 思えば、フリーになってこうしたイベントに疎くなってしまった。
 | パスコアでは獣を食べないのが昔からの習慣。とはいっても、シュラスカリア(ブラジアリアンバーベキューのレストラン)では普通に牛肉が食べられいるし守っている人は少ないような感じがする。パスコアに良く食べられるタラを買うのは老人ばかりだった。 |
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