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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・2衣替え [画像を表示]

4・2衣替え (2018/04/01) 朝6時、犬の散歩中に見た街路のデジタル気温計では22度だった。散歩中は寒く感じることはなかったから、その温度計は壊れてはいないようだ。が、アパートに帰ってきて窓を開け放つと意外に寒い。どうやら、風が思った以上に寒いようだ。
先週の前半部はかなり暑く感じたが、ここにきて急に涼しくなり突然「秋」になってしまった。最近は、すっかり暑さに弱くなったので、このくらいの涼しさがちょうどよい。窓から行き交う人を見ると、皆、長袖になっている。いつもながらの、人々の温度対応の早さには驚かされる。サンパウロは急に暑くなったり寒くなったりするから、きっと長袖や上着などの防寒具はだしっぱなしなのだろう。日本のように衣替えなんてないのではないだろうか? いつも聞いてみよう、聞いてみようと思うのだが忘れてしまう。
 僕の場合は、冬着は寝室のハンガーにかけたままで、夏でも寒かったら着る感じである。だから、年中冬着は出っぱなしだ。ブラジル人の素早い対応を見ていると彼らもそんな感じではないだろうか。日本では、秋になると母親が押入れ深くから冬服や学ランを取り出し、春になると半袖をとりだしていた。1年ぶりに着る半袖は、スースーして物足りなさを感じたが、じきに爽快な涼しさを感じたものだ。懐かしい。
 この頃、ユーチューブで「サザエさん」を良く見る。そこでは、日本的な行事やお祭りなどがしばしば描かれているので懐かしくなりついつい見てしまう。「衣替え」や「ひな祭り」「豆まき」などを見ていると、ほっとさっせられる。今でも日本では、これらの行事を行っている家はけっこうあるのだろうか? 海外にいるせいか余計にサザエさんの磯野家のような家族に憧れる。

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パスコア(復活祭)でたくさんの車がサンパウロから脱出し、幾分静かであったが、また喧騒が戻ってくる


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