4・18 今年一番の寒さ (2018/04/17)
今朝は寒くて犬の散歩に出るのが辛かった。アパートの窓から外気を感じてみると、意外に寒くなかったので薄いジャケットを一枚着てでかけた。 外に出ると思っていたほど寒くないが、風が冷たかった。路上にある電光掲示板の温度表示は18度。ネットによると、今日はサンパウロで今年一番の寒さで15.7°を記録したらしい。寒い地方に住む人に15.7°で寒いなんていうとバカにされそうであるが、普段20°以上あるサンパウロでは結構寒く感じる。それだけにサンパウロの人々は寒さにはかなり敏感で、このくらいの温度で、毛糸の帽子に手袋、ジャケット姿の人が見かけられるようになる。最近は、アフリカ人が多いから、この姿の人が増えたように感じる。 アマゾンに住んでいる人が夏のサンパウロに来て、冷房の効いている部屋で会議などをしていると、寒いので冷房を切ってくれと言う要望がよくされる。サンパウロの人間にとってはちょうど良い温度なのだが、熱帯に住む人々には寒く感じるようなのだ。現地生まれの人でなく日本から移り住んで1,2年の人でさえそうだから、現地出身の人はもっとだろう。以前調べた時の記憶では汗腺の穴の開き加減の関係らしい? 大学時代に北海道の寒さを体験したが大変だった。銭湯に行って帰ってくるだけで髪はごわごわに凍り、朝起きるとカーペットが床に凍りつきなかなかはがれなかった。ベロベロに酔っ払って凍死しかけたことも何度もある。未だに生きているのはその度に友人たちが助けてくれたおかげである。なんとも苦い思い出である。
 | 公園ではススキのような草が揺れていた。冬はもうすぐである |
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