それにしても、まとまった雨が降らない。火曜日に少しパラパラと降っただけである。もう,かれこれどのくらい降っていないだろう？　また数年前の二の前になるのだろうか。あれは確か、オリンピックの年か、Ｗ杯の年だったと思う。水不足で困った。幸いなことに僕のアパートは1，2度水が止まった程度で済んだが、ちょっと離れた貧しい人たちが住む区域では1週間以上水が止められ困っていた。中にはそんな区域に愛想をつかし、引っ越しした人がいたと聞く。この感じでは、今年も水不足になりそうな予感がするがどうだろう。ニュースでは、今年は水不足にはならないらしいと言っていたそうだが・・・。水不足にならないような対策を立てたのだろうか？　いつも後手後手に回る州政府のことだから、その年の水不足が解消されれば、次の州政府がなんとかするだろう、と何もしていない気がする。 　フォルタレーザやレシフェの奥では、水不足で大変らしいが、もう毎度のことなので、サンパウロまでめったにニュースは流れてこない。いや、もしかしたら、中央政府がこれらのニュースを止めているのかもしれない？　 　アマゾンの木を伐採しすぎたために、雨の降る時期や場所が変わったという記事を読んだが実際どうだろう。確かに、ブラジル南部では被害を受けるような暴風雨が再々起きるようになって、今まで雨が降っていた場所で雨が少なくなってきた。アマゾンの伐採は何らかの影響があるのだろう。エルニーニョ現象などもしばしば起きて気象に影響を及ぼしている。今後、世界的な異常気象が起きなければいいが。 町が靄で霞んできた。

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