5・13 盗難携帯 (2018/05/12)
セントロの一番人通りの多い、ジレイタ通りはカメロー(路上販売者)でいつも溢れている。ついこの間までは、ボリビア人のカメローが多かったが最近は、全くみかけなくなり、ブラジル人とアフリカ人ばかり。いったいどこに行ってしまったのであろう。 カメロー達は警察の巡回が来ると、いそいで路上に広げていた荷物を片付け、いそいそと横道に逃げていく。警察は別に捕まえるつもりはないのだろう。歩く速度はごくごくゆっくりである。 別に衣服類や電気製品を売っているカメローはさほど大きな問題はないのだが、問題は盗難携帯のカメローである。多い時で10人以上がダンボール箱の上に乗せて売っている。いくらなんでも彼らが盗難携帯を放置しておくのは問題であろう。テレビや新聞で盗難携帯販売に対して、買わないように、と呼びかけているにもかかわらず、このありさまであるからあきれるほかない。こんな様子を見ていると、警察が加担しているとみられても仕方がない。盗難携帯を売っている奴らは大ぴらに売っていて、道行く人に買わないか、と声さえかけている。 悪いことをしていると解っていても、自分に直接影響がなければ見過ごすしかないのである。もし、ここで警察に訴えてでても、何もしてくれないことは皆しっている。横目で、盗難携帯を売られているのを見ながら通り過ぎるしかないのである。
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