6・5寒い (2018/06/04)
サンパウロがまた冷えはじめ、そのうえ天気も悪い。雨がふりそうでふらない。毎朝の散歩も上着に分厚いジャケットを着てでかけている。路上の温度計を見ると6時20分ほどで16度さほど寒くない温度ではあるが、ついついジャケットを着てしまった。風が思ったより寒く、体感温度は低いようである。道ゆく人を見ると、ジャケットに帽子という人もいるが半袖の人もいて寒そうな感じもいない。けっしてジョギングをしているわけではないのだが。 冬になると貧富の差がとたんにでる。ある程度お金に余裕のある人は、温かそうな上着をきているし、貧乏な人はTシャツのままである。これがブラジルなのである。路上生活者は包まって寝る、移動するときはペラペラの毛布を体にまいて寒さを凌いでいる。おそらく今年の冬も何人かの路上生活者が寒さでなくなるだろう。 寒さを凌げる住む所があるということは恵まれていることである。彼らをみていてそう思う。
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