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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・8 安い豆コーヒーを探して [画像を表示]

6・8 安い豆コーヒーを探して (2018/06/07)  コーヒー豆が無くなりかけているので探しにでかけた。1kg50レアル(約1500円)程度の物が欲しかった。ワインもそうだったが、コーヒーも質の良いものはキリがないだろうから、無理なく買えるものにしたのだ。おそらくコーヒー豆では、一番安い部類だろう。普通の庶民が家庭で飲んでいるものは、ピロンやメリッテなどの既に粉にしているものだろう。これは幾分値段も安い。本当はこれでもいいのであるが、混ぜ物が多い。それを消すためにコーヒー豆のローストを強く焼き苦味をつけている。普段、1日6杯ていど飲むので、混ぜ物の多いモノを飲むと胃の調子がおかしくなってしまう。去年までは幾分良い粉にしたものを買っていたが、日本に帰国しコーヒーミールを購入してからは混ぜ物をできない豆そのものを買うようになった。飲む前にゴリゴリ挽くのが面倒ではあるが仕方がない。そのおかげで1日6杯ほど飲んでも胃の調子はおかしくならない。その豆がほぼなくなりかけているのだ。
 メトロに乗って、ちょっと遠い、安く売っているスーパーで買おうかと思ったが、メトロ代分高いものを近くなら買える。そう思い近くのスーパーを当たってみた。意外にないもので豆がない。一時的にスーパーでは、高いモノは豆ばかりになっていたが、また粉に戻っている。もういまさら粉に戻ることはできない。最後の望みの綱でリベルダーデによってみた。
 あ、あった。見つけたものはKORINの豆であった。このメーカーは日本の世界救世教がやっているオルガニック製品を作っているメーカーのはずであるが、貼られたシールにはどこにもオルガニックとは書かれていない。たぶんオルガニックで作られていないのであろう。もしかしたら宗教とは全く関係なくなっているのかもしれない。とにかく買って飲んでみようと、賞味期限を見ると18年10月半ばとなっている。賞味期限が思ったより近いし、普段僕が飲んでいるモノは半年だが、これは1年であることがきにかかった。が、値段が1kg55レアルだし、飲んでみることにした。果たしてどうであろう?
 ちなみに、本場ブラジルで飲むコーヒーより日本で飲むモノの方がずっとおいしい。それもそのはず、良質のものが輸出されている。ブラジルの一般庶民が飲むコーヒーを飲むとがっかりする日本人が多いだろう。結局、質の良いモノは日本やアメリカ、ヨーロッパに輸出され、ブラジルに残されるものは質が悪いものが多い。それは、後進国すべての製品について言えることだろうが・・・。

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いまいち豆が小粒。今まで飲んでいたものは意外に良いモノだったのかもしれない


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