移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・22 ラッシュ

6・22 ラッシュ (2018/06/21)  ブラジルxコスタリカ戦が始まったようだ。風に乗って応援する騒音がかすかに聞こえてくる。今回のW杯は前回よりも盛り上がっているような気がする。

 久しぶりにラッシュ間際のメトロに乗る。まだ、夕の5時半にもならないからラッシュに時間にはまだ間があるだろうと思っていた。ところが、結構こみはじめ、気が付くと僕の周囲は女性客で囲まれていた。ええっ・・・。ここ最近、メトロや混んだバスに乗ることはなく20前後の全く知らない女性と30cmほどの距離にいることはなかった。
最近ユーチューブで見た「それでも僕はやっていない」という痴漢に間違がえられ逮捕される映画を思い出した。この頃、ブラジルでも通勤列車で捕まる痴漢男が多い。僕は列車の隅にいたのだが思わず腕を組み痴漢に間違えられないポーズをとった。つり革につかまって両腕をあげた方が良いか、と考えたが、つり革まで少し遠かった。
ブラジル女性は日本女性に比べ肉感的だ。変な考えを起こして気が付くと手が・・・なんてことにならないように帰ってからやるべきことを考える。周囲の女性はそんな僕はまったく気にせず携帯を操作している。おそらく彼女らにとって単なるおじさんでしかないのだ。
 さほどたいしたラッシュではないが、普段から普通の人とは全く異なる生活をしている僕にとって少々刺激的であった。もしこれが手を動かすこともできないほどの超ラッシュ時だったら、そう考えるとぞっとする。ゲイや性転換者が多いサンパウロでは、男を痴漢する人間もいるだろう。
込み合っている列車の中で痴漢だけでなくヤッてしまう男もいるらしい。最初、このニュースを見たときに本当にびっくりした。そんなことができるものなのか? ブラジル女性は気の強い人が多いと思っていたが、そうとばかりは限らないようだ。もちろん当然だが・・・。寒い時期になり皆厚着をしているが薄着の夏には痴漢も増えるだろう。今日はそこそこ寒くて良かった。ラッシュのメトロに乗る時にはスリも含めて十分気を付けなければならない。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.