6・30 カカオの粉 (2018/06/29)
オルガニック市で売られているカカオの粉は、今週僕が買ったカカオの粉のなんと4倍していた。 2倍ならまだしも、さすがに4倍ともなると買う気にならない。そこでオルガニック野菜生産者の知り合いのおじさんになぜこれほどまでに高いのか聞いてみた。 「採れる量でこんなに価格差ができるんだよ。それとカカオなんかは世界価格と連動しているからね。一般カカオがそれだけたくさんの農薬を使っているとは思えないけど・・」という話であった。 おそらく無農薬のカカオは世界的にももてはやされているのであろう。カカオの粉ができるまでに醗酵させたり複雑な過程を経るようだからその工程にも差があるのかもしれない。 ブラジルでは南バイアがカカオの産地で沢山採れる。一時期、病気で大きな被害を被ったことがあるらしい。その産地に何度か行ったことがあり、カカオの種の周りにある白い部分をアイスクリームやジュースんしたモノを飲んだ。甘酸っぱくておいしかった覚えがある。 僕が普通に買ったモノはカカオブラックというもので、あまり過程をへてない炭のように真っ黒なモノだった。面白いのでとりあえず200グラム買ってみた。(100グラムが2.6レアル(約70円)だった)普通はケーキなどに入れて使うらしい。ケーキのような手のかかるものは作らいないがコーヒーを飲むときに一緒にいれて飲んでみようと思ったのだ。舐めてみるとカカオそのものでおいしかった。 買った粉はなんでこんなに黒いんだろう。ちょっといろいろ調べてみようと思う。おじさんによると、オルガニックも普通のものも、さほど大きな差はないんじゃないかという話だった。
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