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８．７選挙ちかし (2018/08/07)
先週からずっと天気が悪いせいか、セントロの路上生活者が少なく感じる。今日は昼間も２０度以上にならなかったようだし、１日じゅう寒い日が続いた。普段、ずらりと毛布に包まって寝ているメルカード近くの橋の上もほとんど人は寝ていない。いったい彼らはどこに行ったのだろう。
セントロを歩くとやはり少ない。その代り巡回する警察の多いこと多いこと。いつも盗難携帯が売られているジレイタ通りには、警官４人が立って監視していた。
大統領に立候補するために辞めた元知事アルキミンが属するＰＳＤＢ（社会民主党）が市民にちゃんと働いていることを見せようと、警察の巡回などを厳しくしているのかもしれない。ドリア市長もＰＳＤＢ党だから選挙まで治安対策に力を入れているのだろう。
選挙が近づくと、日本もそうだが、ブラジルも掌を返したように政治家の態度が変わる。たぶん、セントロから路上生活者が消えたのもその一環のような気がする。
国民の約６０％ちかくがまだ誰に投票するか決めていないらしいので、投票を手助けするアプリなども出てきたようだし、誰が大統領になるのか分らない。もし、汚職贈賄の罪で収監されている元大統領のルーラが立候補することができたら、貧しい人々に人気のある彼が大統領になるだろうと言われているが、犯罪者が大統領になるなんて国際的にもおかしいことだと思う。ルーラ抜きにして支持率１位はアルキミンらしい。果たして誰が大統領になるだろう
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