9・19 リベルダーデ (2018/09/17)
ここ数日、早朝と夕方が小雨で散歩に行けなかったが、やっと昨日雨が止み、夕の散歩に行くことができた。久しぶりの散歩だ。 セントロそしてリベルダーデを歩くと、リベルダーデ教会前のイッペー・ローザ(ピンク色の花を咲かす)はぼろぼろ状態で去年のように満開の姿を見ることは難しいようだ。通りにあるデジタル温度計は20度であるが、風が冷たいせいか、すれ違う人も上着を羽織って寒そうである。こんなに一定しない温度では街路樹も花を一斉に咲かすのは難しいのだろう。 相変わらず人出が多い、リベルダーデのメインストリート、ガルボン・ブエノにある日本食品店で納豆を2個買いプラサ(広場)を横切っていると、ま新しい石碑があった。見ると、この間、皇族が来伯を記念して造られたものであった。 最近、リベルダーデが日本人の町ということを示したいようで、リベルダーデのメトロ駅の名前も、ジャポン・リベルダーデだか、リベルダーデ・ジャポンだか、そういう名前に変更されるそうである。リベルダーデにあるお店のほとんどは中国人が経営者で、日系人が経営者の店は一割もないのにである。確かにレジなどで働いている従業員は日系人だし、売っているもののほとんどは日本からの輸入品で、看板も日本語であるが、オーナーは中国人である。 いまさら、日本を強調しなくても良いように思うが・・・。ブラジル人にリベルダーデは日本人の町と知れ渡っても、結局、中国人や韓国人経営のお店の売り上げを伸ばすだけになるだろう。 リベルダーデが中国人街になるのは寂しいが、この流れを止めて日本人街に戻す勢いのある日系人は見当たらない。 現在、リベルダーデは、表面的には日本人の町、中身は中国人の町である。今後、この傾向がますます強くなるだろう。
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