9・24 もはや夏 (2018/09/23)
急に暑くなってきた。温度が急上昇したおかげで咲き渋っていたイッペーローザの花もやっと満開になった。それは嬉しいことなのだがそれにしても暑くなった! 週末開かれるビッシガーの広場の骨董市の写真を久しぶりに撮りに行こうと思い、昼3時頃、家をでた。本当は午前11時頃でるつもりであったが、カメラのバッテリーがあまりないことに気が付き充電するために遅くなったのだ。 2,3時は照り返しもあり1日で一番暑い時間。案の定アパートを出るとカンカン照りで慌てて持っていた帽子をかぶった。ヒンヤリしていたアパートの中が嘘の様に感じるほどであった。それでも大丈夫だろうと思い、ビッシーガの坂を登っていると風が頬を撫でた。その風は決して気持ちの良いそよ風ではなく熱風にちかいものであった。ゲッ!! 何も考えず慌てて元来た道を引き返した。 というのは数年前に、カンカン照りの暑さの中を、カーニバルの写真を撮っていてメニエル病が再発したことがあったからだ。撮っている間は気が付かなかったが、暑さで血液がどろどろ状態になっていたのであろう。ただでさえ、血圧が高いのに、この時は血圧が急上昇していたと思う。帰りのメトロで、ふわふわ浮いているようなめまいを感じやっとのことで家にたどりついた。その嫌な思い出がよみがえったのだ。 普段だったら、せっかく家をでてきたのだから、と思い、なんとか行くのだが、暑さだけは悩む余地なくダメだった。ただ、せっかく家をでたので、近くの路上温度計を見に行った。温度計は35度。40度をこえているかも? と思っていたのでちょっと拍子抜けであった。日陰に入ると我慢できないことはないが、日が照っている所を歩くと体感は実際の温度以上に暑い。 昔だったら暑さなんて無視して行っていただろうに・・・、そうした無理ができなくなったことを考えると寂しい。
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