9・25 値上がりしていくマグロ (2018/09/25)
今日いつものようにメルカードにいくと、小型のマグロの半身におろされていた。小型と言っても1m以上ある。ブラジル沖でキハダマグロなどが獲れ、日本からも船がきていて南部のジャタイーなどに基地がある。この町には日本からやってきた船乗りの現地妻が随分と多いようだ。中には家を買ってもらった女性もいるらしい。 魚屋の友人に、「マグロを卸した後にでる切れ端や尻尾はないか」ときくと、「今日は忙しくてまだ何もできていないんだ」という。別にあれば買うつもりだったが、なければないで問題はない。最近、マグロの尻尾から結構出汁がとれることを知り、味噌汁を作ったり、スープを作ったりしていた。あれば買おうと思ってだけだ。 聞くと、刺身をとった身の切れ端は最近ピッツア屋が買いしめていくらしい。身をフレーク状にしてピッツアに使用するのでどんな状態でもよいらしいのだ。買ったモノをさらに冷凍しておいて少しずつ解凍していって2年ちかく使うらしい。だからあればあるだけ買うと言う。 「普通の冷蔵庫で冷凍したらまずいだろう」と聞くとピッツアに使うので味はほとんど解らないし、食べるブラジル人も全然気にしないらしい。 「日本では、骨の間にある身はこそいで売っていておいしいよ」というと、「働いている人達が仕事の後に分けて食べるんだ」と言う返事が返ってきた。 さすがにおいしい箇所は知っている。ブラジルのマグロ今後もますます値が上がっていきそうだ。
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