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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
10・11 アパート周辺がおかしい  [画像を表示]

10・11 アパート周辺がおかしい  (2018/10/10)  アパートの目の前を9・デ・ジュリオ大通りが走る。その大通りに架かる陸橋があり、大通りに降りる階段スペースに路上生活者が勝手に小さな小屋を作り住んでいた。当初2組が2つのスペースに住んでいた。1つは夫婦、そしてもう1つは男と犬である。悪さもしないので橋を通る人もなにも文句を言わなかったようだ。
 ところが、市の清掃係に文句を言われたのか夫婦は早々にその場を去った。しかし、男の方はしぶとく居座り、拾ってきたモノをどんどん貯め込んでいった。わずかなスペースはまるで大型ゴミ捨て場に化し、階段を降りるのに不便になっていった。さすがに誰かが苦情をいったのか、大型ゴミは無くなったが以前彼は住み続けている。
 普通こうした公共の場での小屋はあっというまに撤去されるのだが、未だに住み続けているということは、大きな苦情がないのか? 最近、橋のたもとにある小さな公園には4,5人の男が勝手にテントもどきを張って住み着き、たき火をして煮炊きをしているし、この辺の治安がどうもおかしい。
 1ブロックもいかないところに市議会場があり、しょっちゅう警官が巡回しているのに何も言わないのはどうしてだろう。ちょうど橋の上や、たもとが警察の巡回区の境目になり何も言わないのかもしれない。日本では川が警察の巡回区の境目で、橋の上は何も言われないということをきいたことがあるから、もしかしたらブラジルでも同じかもしれない。

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写真は去っていった夫婦の小屋。反対側に男の独り者がすみついている。悪いことをせず、汚くしなければ問題はないが、許してしまうと他の路上生活者が集まってきて治安が悪くなる。


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