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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
10・27 路上生活者の小屋 [画像を表示]

10・27 路上生活者の小屋 (2018/10/25)  9・デ・ジュリオ大通りに掛かった橋の、ちょっと広がった階段スペースに小屋が造られている。今朝、その小屋の所に7,8人の市役所の人間が来ていた。終に小屋を造った男は追い出されるのか、と思ったら、そのまま居座り続けている。なんと言い逃れたのだろう? 市役所の人間から言い逃れるとは・・・・。
もし、彼がいなかったら、この場所は、橋を歩く人からちょっと隠れた感じになるので、人の糞尿場所となる。もし毎朝のジェット放水による掃除がない時には、アンモニアと糞の臭いがあたり一面漂っている。彼が住んでいることにより、休日でもそうした臭いはしなくなったが、小屋があるのを見て他の路上生活者がやってきて次々と小屋を建てる。
今までも4組が小屋を建て、3組が注意を受けたのか去っていった。後一組は3人組みの男達で、橋の袂にある小さな広場に居続け、火を焚き煮炊きをして生活をしている。時に酔っ払って夜大声をあげている。広場には、簡単なトレーニングの器具があるが、彼らが小屋を建ててから、怖がって誰もつかわなくなった。器具は彼らの洗濯物の干し場所となってしまった。
 取り立てて悪いことはしないが、彼らがいることにより広場が使われなくなったし、変な男達が集まってくるようになった。 路上生活者の中には生活の辛さを忘れるためにクラックなどの麻薬に手を出す人間がいる。常習になると麻薬を欲しさに犯罪に手を染める人間がでてくる。そして、次第に治安が悪くなる
 ここも放って置くと次第に治安が悪くなっていくのだろうが、市議会場がすぐ近くにあるので警察が追い出してしまうと思う。

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左下が広場。ここには3人の男が住み着いてしまった。左上の階段スペースには男が住む小屋がある


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