書くことはあまり好きでない。 　にも拘わらず、写真撮影とモノ書きの仕事をしている。このブログにしても、管理者の方は長続きしないだろう、と思っていたようだ。自分でもそう思っていたから管理者の方がそう思うのは当然のことである。それが、10年以上続いているのは奇跡にちかい。長く続けているうちに、読んでくださる方が徐々に増えた。それを見ると頑張って書き続けよう、という気になり今まで続けてこられた。読んで頂いている方に心から感謝している。 　昔から、本を読むのは好きだったが書くのは大の苦手であった。小学生の頃、作文が嫌いで、読書感想文や日記をふうふういいながら書いた覚えがある。それだけに日本の新聞社や雑誌社から原稿の依頼があると嬉しいがちょっと辛い。 　自分で文章がうまくないことが解っているので、できるだけ分りやすく書くように心がけている。難しい言葉もたいして知らないので、できるだけ平易な言葉を使う。それでも、その言葉の使い方があっている自信がないから調べなければならない。なのでＰＣの発達で簡単に調べられるようになったのは本当にうれしい。面倒臭がり屋の僕は、もしＰＣが発達していなかったら、仕事はともかくブログを書くことでは調べなかったと思う。 　それでも、ブログをなんとか続けてきたことで、さほど書くことが苦痛ではなくなってきた。数年前にはコンクールに応募するために原稿用紙400枚ほどの小説まで書いてしまったのだから自分でも驚いてしまった。ちなみに書いた小説は当然ダメだったが 植物本の写真を頼まれて撮ってから、きれいな花や実を見つけると写真を撮るようになった。撮り始めると意外に面白いが名前を知るのが一苦労である

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