11・8 混じる (2018/11/07)
今日も、雨のふりそうな曇り空である。早朝は雨で犬の散歩にでることもできなかった。犬は勿論であるが、僕自身も足がなまってきそうである。その分、夕方、雨の止んでいる間をついて歩くことにしている。
セントロを歩くといろんな人がいて面白い。髪の毛を緑色に染めたり、身体中タツウーを入れたり、果ては頭半分の髪を剃っている女性。15年ほど前は考えられないような恰好である。その上、女か男か解らない感じの若者。ちょっと前まではイヤリングをしているか、していないかで見分けていたが、今は男女ともイヤリングをしているので、胸や腰の丸みを見て判断するしかない。それもシリコンを入れて女性そっくりの人やホルモン注射で身体に丸みを帯びさせてきた人が多くなってきたのでそれも難しくなってきた。もしかしたら日本の新宿や渋谷はもっと凄いのかもしれない。
サンパウロのセントロは肌の色がカラフルだから、そうした格好なども余計に面白く感じる。あっと、最近、日本も移民が増えたそうだから、サンパウロのセントロとまではいかないまでも、いろんな人種がいるのかもしれない？
セントロでは特にアフリカの移民、不法滞在者？？ を多く見かけるようになってきた。ブラジル人にも黒人は多いので、ブラジル人かアフリカ人かほとんど見分けが着かない。ブラジル人でさえ、見ただけではわからない人も多いらしいから、ましてや僕なぞには解るはずもない。
世界中で肌の色が混じりあい溶け合って、同じような肌色になっていく。遠い将来、言語も肌も皆同じになるのかもしれない。
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