11・21 連休中のメルカード (2018/11/20)
Dia da Consciência Negra(直訳:黒人意識の日)の祝日は、問屋街25・デ・マルソはもうすぐ年末だというのに意外に人出が少なかった。ブラジルはなんでもギリギリにならないと動きだす人が少ないのだ。 問屋街を通り抜け、メルカードに行くと、こちらは平常並みの客。お目当ての魚は連休がつづいたせいで鮮魚の入荷はなくがっかりである。最近は、夏休や連休になると漁師たちが漁に出る代わりに、船を近海ツアー船として観光客を乗せて回るらしい。漁にでるよりそちらの方が儲けるらしいから、仕方がないと言えば仕方がない。しかし、新鮮な魚を週に1回買い出しにきている僕としては、漁師として職業意識を持て!! と言いたい。が、そんな気骨のある漁師はほとんどいないだろう。金の入りやすい方へ流れるのが今の世の中の常である。 シャッターを下ろしている店もあるが、多くは営業している。買い物を終えて、いつものバールでコーヒーを飲んでいると時間が経つに連れ客が増えてきていることが分る。おそらく午後には、一杯の客が訪れるだろう。
 | メルカードで。中央の白い切り身は年末料理に使うバカリャウ(塩タラ) |
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