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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
11・28 暴力的強盗 [画像を表示]

11・28 暴力的強盗 (2018/11/27)  メルカードの食堂で昼飯を食べながら、壁に設置されたテレビを見ていた。
 すると、年末を控えた問屋街25・デ・マルソ周辺で、買い物客が強盗されるシーンが次々と映し出された。ひとりが襲う人間をネックハンキング状態にして動けなくし、その間に仲間が持ち物をすべて奪って行くやり口である。同じやり口は服飾の問屋街ブラス地区で、アフリカの黒人が良く使っている手口だと聞いたことがある。ボリビアやペルーでも後ろから首をしめて落とす犯罪が以前流行っていたらしい。
 もし、やられたら、普段いつも胸ポケットに持っているボールペンを尻につきさしてやろうと思ったものである。しかし、実際うまくいくか???
 テレビをみていると、犯行に失敗しても、男達はニヤニヤしながら去っていくだけだ。警察もこの時期たくさんいるが、手が回らないし、見ていても何もしないらしい??
 以前、僕自身も、横断歩道で信号を待っている間にチョコレート液のようなモノを振りかけられ、後ろからきたペルー人らしき男に、スペイン語訛りのポ語で「後ろが汚れているよ」と言われたことがある。今まで何度もやられ、ペルーやボリビアで流行っているケチャップ泥棒(汚れをふき取るために降ろした荷物を別の男がさっと盗んでいく。汚れている、といってきた男もグル)と解っていたので、男をぎっと睨み付け、近くにいた警官に言ったがほとんどとりあってくれなかった。暴力を振るわれたりするのを見ない限り警察は何もできないそうだ。いいかえれば、何もしないと同じである。
 警察官は立ってくっちゃべっているだけで何も信頼できない。年末に買い物に問屋街などにいくときは十分気をつけなければならない。今後、日本でも同じような暴力的な強盗が流行る可能性は高い。


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年始年末用のマグロがメルカードにもたくさん入荷


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