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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
12・3 年末のパウリスタ [画像を表示]

12・3 年末のパウリスタ (2018/12/02)  久しぶりにパウリスタ大通りに、クリスマスの飾りつけの写真を撮ろうと出かける。うちからパウリスタ大通を一瞬頭を考えた。とにかく行けるところまで歩こうと思って歩いているうちにパウリスタについてしまった。
 運動不足というのは、最近、雨が多いこととアズミ(老雌犬)がヘルニアで朝の散歩にいけないからだ。毎朝、3キロほどのわずかな散歩であるが、結構運動になるのだ。その分、夕方に散歩をしているつもりであるが、運動不足はいなめない。
 パウリスタが近づくにつれ、人も少しずつ増えていく。パウリスタ大通りでは道いっぱいに人々が歩いていた。多分ハダジ前市長の頃だったと思うが? 大金をかけ中央分離帯を壊し自転車道が造られ、土・日が歩行者天国となった。できた当初は近くに住む住人を中心に物凄く評判が悪かったが、今は多くの人が利用し、訪れるようなりあまり悪い評判も聞かない。
 歩行者道脇では、ヒッピーが露店を広げ、車道わきではロックバンドがシャウトしている。その周りをぐるりと聴衆が散り囲み、通るのに邪魔になるほどである。ボサノバやMPBを歌う人々がいなかったことを考えると、煩い屋外では、ロックやヘビメタが合うようで、ボサノバやMPBの音楽はじっくり聞く気にはならないのかもしれない。
 クリスマスの飾りつけがいろいろな所でされているものと思っていたが、ほとんどされていなかったのでがっかりした。
 こうして人が集まる所には、強盗やスリも集まるようで、至る所で警官に捕まった男たちが建物の壁にホールドアップをさせられていた。意外に捕まっている男が多い。その脇を人々は何も気にしないで普通に話しながら歩いている。人々にとっては、それほど異質な光景ではないのである。
 本当は捕まって、ホールドアップしているところを写真を撮りたいが警官から文句を言われることがわかっているので止めた。
 以前、ゲイパレードでボロボロの望遠レンズを盗まれたことが思い出された。思わず肩にかけていたカメラバッグを持つ手に力が入った。

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中央の赤い線が自転車・スケート道 。右の車はパトカー


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