12・5 知らない子供の写真を撮るときは気を付けて (2018/12/04)
やっと夏ら天気になってきた。とはいっても早朝はすでに初秋のような感じがただよっている。なんか、今年はおかしい。
夕の散歩を終えた後、アパートのエレヴェーターに乗ると、学校を終えた、顔見知りの5歳ほどの幼女が独りで乗り込んできた。くりくりとした長い茶色の髪とぱっちりした目がかわいいい。まるでお人形のようだ。 「7階だったよね」 「うん、そう。ありがとう」はきはきと答えた。ちゃんと礼を言えるとはこの年でたいしたものだ。お母さんがしっかりした躾をしているのだろう。それに感動して思わずもっと会話をしたくなったが止めた。 というのは、サンパウロでは日本の大都市同様、親が付いていない小さな子供に慣れ慣れしい態度を取っていたりすると怪しく思われる可能性がある。ちょっと考え過ぎかもわからないが気を付けるにこしたことはない。 つい最近も小児愛者の一斉捜査で検挙者が60人ほどでたばかりである。実際、毎年行方不明や誘拐される子供が多いことから許可なしに子供の写真を撮ったりすると怒られるし、学校前や構内での撮影はまず許可が下りない。 そんな訳で、思わず写真を撮りたくなるような子供が遊んでいるシーンに出くわしてもまず写真を撮ることはない。 旅先などで子供の写真をとりたくなることがあるかもしれないが、ちゃんと親に了承を得てからにした方が良い。
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