12・15 情緒不安な1日 (2018/12/14)
寝ていると、あまりの臭さに目が覚めた。なんの臭いだ? 夢の中でぼんやり考える。臭いでぼんやり覚醒し上半身起き上がると、ニンジャ(老オス犬)がチャッツチャッツと足音を立てながら仕置き場所に逃げていく。 ぼやけた頭で何が起きたのか理解した。ニンジャがベッドの横で糞をした臭いが漂ってきたのだった。窓明かりに糞の影が見える。急激に腹が立って目がはっきりと覚めた。 散歩でもなかなか糞が切れず、あっちこっちに糞をする傾向がこの犬にはある。その癖が家の中でもでて、しばしば決まった場所とは違うところでしてしまう時があるのだ。だと思う。もしかしたらそんなことは関係なしに単に粗相しているだけかもしれない。 ニンジャが隠れている所までいくと、ニンジャは怒られて叩かれると思ったのか急にキギャキャン鳴き叫び僕にはむかってくるのではなく一緒に籠っていた雌犬のアズミに向かって噛みつかんばかりに吠えた。 直には向かってこなかったが向かってくる素振りをしたことが無性に腹がたってぶったたいてやろうかと思ったが止めた。音の響く夜中にそんなことをするとニンジャはますます鳴き叫びアパート中から苦情がくる可能性があった。それに力任せにぶったたけば、気持ちはすっきりするだろうが、骨をおったり怪我をして、あとあと面倒になる可能性もある。もしそうなれば悲しむのは自分である。老犬であるからいたわって扱わなければならない。 ぐっと我慢しその場をはなれ寝室の後始末をした。それから半日以上罰として寝室には入らせなかった。 この日は、朝から情緒不安定な一日となり過去の嫌な思い出が次々と蘇った。心の奥底に閉まって置いたはずなのに・・・・
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