12・24 クリスマスイブ (2018/12/23)
今日はクリスマスイブ。曇り空の天候もあり、道を走る車も少なめである。町にはいつもにはない静かさがある。 土曜日の朝に、上半身裸の路上生活者同士が壊れた椅子を持って大ゲンカをしていたのが嘘のようである。彼らはどうしたのか、と思い窓から見てみるといないようである。誰かが警察に通報して連れていかれたのか? 自ら出て行ったのか? 周囲の大型ゴミも消えている。 クリスマスは、カトリック教の信者が国民の60%近くを占めると言われているブラジルでもっとも重要な行事のひとつで、家族が集まりしめやかに聖夜を祝う。一方、1月1日は、友人たちとわいわいと新年を祝うのが普通だ。ちょうど、日本と反対である。 「ナタール(クリスマス)はどうするの? もし、どこにも行かなければうちに来ない?」と数人の友人知人に誘われたが、「行くところがあるので」と断った。本当は何処にも行く約束はない。いつの間にか、大勢の人と過ごすのは苦手になり、今では苦痛でさえあるからだ。おそらく、今夜のクリスマスイブもいつもの夜と同じように過ごし、いつものように寝るだけだろう。
 | カンカン照りの中、先週金曜日デモに集まった人々。気温は34度。 やっと暑いクリスマスにも慣れた。 |
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