12・27 オス犬サスケの変貌 (2018/12/26)
息子に与えた犬に久しぶりに会った。元気そうだったが、オス犬のサスケが驚くほど太っていた。 首がないのである。太って首が見えなくなっていた。その変わりぶりに大きなショックを覚えた。 あまりの豹変ぶりに言葉がでなかった。悲しくなった。きっと餌は毎日きちんと与えていたのであろうが、散歩には毎日連れていかなかったのだろう。 さくら(雌犬)との一度の交尾で7匹の子供ができ、毎日四苦八苦しながら子供達を育て、貰い手を探すのに苦労した。初産だからせいぜい生まれても1匹だろうと高をくくっていたのだが7匹も産まれ、さすがに、2度目のお産は考えられなかった。オス犬サスケの去勢に踏み切るしかなかった。交尾・お産の経験ができたことで我慢してもらうしかなかった。その去勢の後遺症でホルモンのバランスが狂ったことも、急に太ったことの原因のひとつだろう。 サスケもさくらも半年以上会わなかった。最後の別れのとき、あまりにもサスケの様子がそっけなかったので僕の事はすっかり忘れてしまっているのではないかと心配であったが、名前を呼ぶと甘えてすり寄り、腹を見せてきた。嬉しかった。日本語で「お手」「お座り」と言うとしっかり覚えていて手をだし、お座りをした。それだけにその熊の子のように変わり果てた姿には悲しかった。
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