1・4 変わるサンパウロの仕事事情 (2019/01/03)
日本は一般的に正月三が日まで休みであるが、ブラジルは2日から始まる会社やお店が多い。ただ、車や人は普段と比べ少ない感じなので7日から仕事の人も多いのだろう。 特にサンパウロの人は以前に比べよく働くようになったと思う。休日でも開いている店も多くなったし、24時間営業のお店もあるほどだ。僕がブラジルにきた2000年以前には考えられなかったことである。当時、休日で開いている店といえば、中国人の店くらいだったような気がする。それが今は稼ぎ時とばかりにリベルダージなどではどのお店も開いているし、働く人も多い。 ところが、友人が雇ったコミュニダージ(最近はあまり貧民街のことをファベーラとはいわなくなった)のノルデステ出身の左官などは、日曜日に酒を飲み、月曜日には働きにこないらしいし、しまいには仕事をほっぽらかしてこなくなってしまったらしい。 僕の住むセントロではあまりそういう話は聞かない。おそらく物価の高いセントロ地区でそういうことをすると二度と雇ってもらえなくなり、せっかくの高賃金を失うからであろう。 サンパウロの大きな会社やセントロ近辺のお店では、ほとんど世界標準になり昔の様になあなあでは行かなくなったのだ。
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