１・１１ 上向きつつあるブラジル経済 (2019/01/10)
大統領が変わって、経済が上向くと判断した小金もちが増えてきたのか、セントロの商店街では、シャッターを下ろしたまま「貸します」の板がかかっていた店舗が少しずつ開いてきた。停滞していた経済が流れ始めたのだろう。
いい傾向だと思うが、まだ新大統領が就任してから11日しかたっていない。少々早計だという気がしないでもない。新大統領について、周囲のいろんな人に聞いて見たところ、多くの人から期待しているという答えが返ってきた。
しかし、3～４割程度の人は、いまだにＰＴ党（労働党）を応援している。特に、女性、公務員、低所得者層などは、差別的な発言をしてきたボルソナーロ新大統領を嫌う。
尋ねた人の多くは、「もうＰＴはうんざり」「ＰＴはブラジルを自分たちの物のように扱ってきた。そろそろ変わるべきだ」という人が多かった。おもわず、日本を自分たちのもののごとく扱っている安倍と自民党のことを思い浮かべてしまった。
もう少し様子を見ないと新政権がどうなるか分らないと思うが、儲けるためには早め早めに手をうたなければならないのだろう。金には縁のない経営のド素人には、分らない。
 | | 去年はほとんど閉まっていた店舗も少しずつではあるが開き始めた |
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