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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
1・16 カフェ・ダ・マニャン屋台 [画像を表示]

1・16 カフェ・ダ・マニャン屋台 (2019/01/15)  サンパウロで朝よく見かける物に、カフェ・ダ・マニャン(朝ご飯)の屋台や果物屋台がある。この頃、この屋台の数がぐんと増えたような気がする。おそらくほとんど元手もなしに始められることから、店や会社を首になった人たちが苦肉の策で始めたのだろう。もちろんこうした屋台は税金を払わないから違法である。朝だと取締りの警官もおらず、営業しやすいのだろう。ただ、数か月前に、早朝に開かれる「フェイラ・ダ・マドルガーダ(朝2時ごろから開くニセモノブランドの市)」が摘発され閉じられてしまった。これは、中国人の輸入業者が大金を稼ぐために始めたものだから規模が違う。が、カフェ・ダ・マニャンの屋台も増えすぎると、バールなどから文句がでていつ手入れを受けるかわからない。
 まだ、食べたことはないが、魔法瓶に作り置きしたカフェとパンや菓子パンが、5レアル(150円ほど)で食べられるのだと思う。働きに行く前の人々が結構多く利用しているし、果物屋台も会社に行く前の女性が朝ごはん用にバナナやリンゴを買っていっている。
 いつも食べて見よう、食べて見ようと思うのだが、ついつい忘れてしまう。プラスチックのコップに注いでもらった甘い甘いカフェに、紙ナプキンで渡された菓子パン、どこの店でももっと安く買って食べられるし味気ない。なので、わざわざ食べるものでもないので、つい忘れてしまう。
 これが、バイアのアカラジェやノルデステのタピオカ、ベレンのツクピーのような手のかかったものなら、迷わず食べるのだが、ただ雰囲気を味わうために、サンパウロのカフェダマニャン屋台で食べるのはつい忘れてしまい、また次にと、つい後に伸ばしてしまう。 

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カフェ・ダ・マニャン屋台。この屋台では3レル(約100円)から食べれるよう。やはり、プラスチック手袋に帽子を被った女性の屋台を選びたい


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