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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
1・17 銃規制の緩和 [画像を表示]

1・17 銃規制の緩和 (2019/01/16) 今週の火曜日に大統領が銃規制の緩和にサインした。実際どのような緩和なのか知らないが、銃規制が緩和され誰でも簡単に持てるなら良いことだと思う。それほど最近の犯罪は、「銃を持っていれば何でもできる」、「銃を持っている人間が一番強い」的な銃を持つ者の傲慢さがあったし、銃犯罪が頻発している。一般の人間は銃をもって身を守ることもできないのに、犯罪者は簡単にもつことができるのは明らかにおかしい。
 法を破る者が、銃でおどして好き放題できるのはかねがねずっとおかしいと思っていた。常に国民の過半数以上が銃の所持に賛成であったが、左翼系のPT党や人権団体がずっと法案を握りつぶしてきた。
「銃所持規制が緩和されると、誰でも銃を持つようになり、犯罪が増える」という考え方からであろうが、これほどまでに治安が悪くなり、犯罪が増えてくると、大して関係がない。犯罪しようとする人間には法なんて関係なく、ネットなどで簡単に銃を手に入れられるのだから。むしろ、一般人でも銃を持っている人が多くなると簡単には犯罪を起こせなくなり抑制となるのではないだろうか?
田舎の方ではこれまでも、多くの人が身を守るためにこっそり銃を持っていたそうである。しかし、実際は全く使うことがなく引出しに入れっぱなしで、暴発などを防ぐためにときどき試し撃ちをしなければならないほどらしい。今後、身に着ける人が増えるのではないだろうか?
 子供達の銃の事故が増えるという人もいるが、親がきっちり銃を管理しないから不幸な事件が起きる。きちんと管理するなり、危ないから触ってはダメだと常日頃言い聞かせていれば良い話である。ブラジルの金持ちの親は子を甘やかせて育てる傾向にあり、事故が起こる可能性が高いが、そうした事故は法の責任ではないと思う。むしろ責任は親にあると思う。

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