1・20 早朝散歩 (2019/01/20)
今日は暑く成りそうなことが早朝から予想できた。なので朝6時半から散歩を兼ね撮影に出かける。この時間から既に25度、ちょっと歩くと汗ばんでくる。夕方、4時にはまだ暑いまっさかりだろう。最悪スコールで雨がザーザー降っている可能性もある。 レプブリカ公園を通り抜けていると、数人の娼婦とすれ違った。夜を明かして仕事をしていたのか? それとも今からか? この公園は半分が広場になっており、半分は木がうっそうと生えている。公園の奥深くでは昼間から娼婦や麻薬の売人が仕事をしているので、公園の奥深くには普段から入らないようにしている。というのは客に間違えられ、警察に尋問を受け、警察署まで連れていかれそうになったことがあるからだ。反抗的な言い方をしたのがまずかったようだ。 警察だからと言って、あまりに威張って上から目線でいちゃもんをつけてくると性格状ついカっとしてしまう。頭ではゴタゴタをおこさないようにした方が得策なことを知っているのだが、カッとするとすべてがぶっとんでしまい抑制がきかなくなるのだ。このときはその悪い癖がでた。なんとか解放されたが、それ以来、公園奥深くを歩かなくなった。 レプブリカ広場を出てラルゴ・ダ・アローシャへ。この辺はゲイ専門のディスコが数軒あり、昨夜開いていたのか? ディスコの前にはまだ十数人が溜まっている。毎夜は開いてないと思っていたが、昨日開いていたということは毎夜あいているのかもしれない。 広場では、ダンボールやら空き缶やらを入れたスーパーの買い物車の横で独りの路上生活の男が芝生に座ってたたずんでいた。これまでの自分の人生を後悔しているのか、それとも、これからどうしよう、と思い悩んでいるのか? と考えるのは日本人的な考えかたかもしれない。おそらく何も考えていないだろう。ただただ、ぼーっとしているような気がする。 ブラジル人の場合、カトリック教の影響であまり自殺ということは考えないようだし、自殺したという話をあまり聞いたことがない。容易に死を選らばない、ということは逆にすごいことなのかもしれない。
 | バスターミナル。バスはメトロの便がよくなり利用者が少なくなった |
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