移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
 1・28減る仕事  [画像を表示]

 1・28減る仕事  (2019/01/27) 写真を撮る仕事や書く仕事がどんどん少なくなってきている。
 以前は、取材と写真の両方を頼まれる仕事が多かったが、最近はゲッテイイメージやシャッターストックなどの巨大なイメージバンクができ、ネットを通じて世界中のどんな写真でも自分で選んで安価に購入できるし、中には無料で使える写真まである。もう、プロもアマもあまり関係ない。そんな状態であるから写真の仕事はめっきり減ってきた。
 ライターの仕事もアルバイトで片手間にする人が増えたために、こちらも減ってきた。なにしろ、きちんと取材しなくてもテレビを見て書くような仕事がどんどん増えてきているので家に居ながらにしてできるようだ。記事の質が落ちるわけだ。
 なんどか、日本のサイトに書いてほしいという仕事がきたが、値段を聞いてやめてしまった。あまりに安すぎるのだ。確かに片手間に簡単にできる仕事であった。断るとそれっきりこなくなった。他に書く人間がいくらでもいるのであろう。
 帰国した折りに、知り合いのライターにそのことを話すと、日本でもベテランの編集者やライターがどんどん辞めているとのことであった。記事単価が、以前に比べると随分安くなっているそうであるし、仕事自体も少なくなっているそうである。
 どうりで仕事がなかなか来ない訳である。日本の知人の編集者がリストラにあったり辞めたりする際に引き継ぎされなかったためと思っていたが、それだけではなかったのである。
 それは日本だけでなくブラジルでも同じで、新聞社所属のカメラマンやベテラン記者は少なくなっている。給料の高いベテラン記者はどんどんリストラされ、給料の安い若い記者を入れたり、アルバイトとして雇ったりしているらしい。ブラジルは日本人ほど新聞や雑誌を買ってまで読む人は少ないから、日本以上にその回転が早いのだろう。
 売れっ子のカメランやライターはい写真を撮る仕事や書く仕事がどんどん少なくなってきている。以前は、取材と写真の両方を頼まれる仕事が多かったが、最近はゲッテイイメージやシャッターストックなどの巨大なイメージバンクができ、ネットを通じて世界中のどんな写真でも自分で選んで安価に購入できるし、中には無料で使える写真まである。もう、プロもアマもあまり関係ない。そんな状態であるから写真の仕事はめっきり減ってきた。
 ライターの仕事もアルバイトで片手間にする人が増えたために、こちらも減ってきた。なにしろ、きちんと取材しなくてもテレビを見て書くような仕事がどんどん増えてきているので家に居ながらにしてできるようだ。記事の質も落ちるわけだ。
 なんどか、日本のネットに書いてほしいという仕事がきたが、値段を聞いてやめてしまった。あまりに安すぎるのだ。確かに片手間に簡単にできる仕事であった。断るとそれっきりこなくなった。他に書く人間がいくらでもいるのであろう。
 帰国した折りに、知り合いのライターにそのことを話すと、日本でもベテランの編集者やライターがどんどん辞めているとのことであった。記事単価が、以前に比べると随分安くなっているそうであるし、仕事自体も少なくなっているそうである。
 どうりで仕事がなかなか来ない訳である。日本の知人の編集者がリストラにあったり辞めたりしたためと思っていたが、それだけではなかったのである。
 それは日本だけでなくブラジルでも同じで、新聞社所属のカメラマンやベテラン記者は少なくなっている。給料の高いベテラン記者はどんどんリストラされ、給料の安い若い記者を入れたり、アルバイトとして雇ったりしているらしい。ブラジルは日本人ほど新聞や雑誌を買ってまで読む人は少ないから、日本以上にその回転が早いのだろう。
 売れっ子のカメランやライターはいくらでも仕事があるであろうが、僕のような名もない人間はどんどん少なくなっていくだけである。と言っても、他に何もできないから、パーティ写真でもどんな写真でも撮るし、書くように心掛けている。ただ、日本と違いブラジルは治安が悪いし、結構物価が高い。あまり安い機材は使っていないのでその辺を考える。
 写真を撮ることも書くことも誰にでもできるだけに仕事は少なくなっていく一方である。悲しい現実である。

DSC_9882_01.jpg
雲が空一杯に増えたかと思うとスコールに。この頃そんな天気が多い


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.