2・25 プレカーニバル (2019/02/24)
先週末から、Rua de Carnaval(路上カーニバル)が始まった。ネットニュースで見る限りでは、物凄い人が集まったようだ。僕の住むほぼセントロにあるアパートにも大音響の音楽が何度か流れてきた。その度に、写真を撮りに行こうか、と悩んだが、今にも降りそうな天気と、前日あった仕事で身体が疲れ果てていて結局いかなかった。 疲れた身体での撮影は注意が散漫になり、失敗や泥棒に盗られることがあるから、ついつい止めてしまった。たぶんこの判断はただしいと思うが、ネットでたくさんの人が集まっている写真を見ると撮りに行けばよかったかなかったことを少し後悔した。 人の集まる所での撮影は、とにかく危険で、以前にはレンズを盗られたこともあったし、何度も撮影中に鞄やポシェットを探られた。数メートル先に警官がいてもである。人ごみに紛れて泥棒はやりたい放題である。 数年前のカーニバルでは、ズボンのばんどにつけたポシェットが揺れるので見ると、見知らぬ女がレンズを盗ろうとしていた。幸いなことにレンズはちょっときつく入っていたので捕れなかったようだ。睨み付けると、女は踊りながら知らんぷりをして遠ざかっていった。ポシェットに偶然触れていたのか、盗ろうとしていたのかちょっと分りづらいこともあるが、盗ろうとしていたことは確実であった。おそらく警察に女を連れて行ってもすぐ解放されるだろうし、現行犯でないと警察は相手にもしてくれない。それを知っていての犯行が驚くほど多いのだ。特に女性。カーニバルの人ごみの中で決して近くに人を寄せ付けるべきではない。近寄ってくる女性などがいたら、60%は泥棒と見て間違いがないと思う。 カーニバルなど人が集まる場所に行く場合は、何ももたないで行くのが一番良い。ブラジル人は下着やシャツの中にわずかなお金と身分証明書、携帯などの貴重品を入れている。女性はブラジャーの中、男性はズボンやパンツに挟んでいる。
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