3・7今年のカーニバルも終わり (2019/03/06)
今年のカーニバルも終わった。今日は晴れているものの、すっかり涼しくなり、もう秋の装いである。 サンボドロモのカーニバルの優勝はリオがマンゲイラ、サンパウロはマンシャ・ベルジとなった。サンボドロモのカーニバルは個人的にまったく興味が失せてしまったが、根強いファンが多く、そこそこ盛り上がっているようだ。海外からの旅行者はサンボドロ(カーニバル会場)の行進をカーニバルと思っているから、この時期ブラジルを訪れる海外からの観光客は、たいてい高いお金を出してリオやサンパウロのサンボドロモに見に行く。サンボドロモの方が安全だし、華やかで目を楽しませてくれるので観光客にはこちらの方が良いかもしれない。しかし入場料は高い。 今年のサンパウロのカーニバル・デ・ルアは、去年並みの人が集まったが、セントロを見る限りでは、少し熱気がうせたかな、という気がした。おそらく市の規制が厳しくなったものと思われる。サンパウロのセントロでは、今年はストリートを練り歩くブロッコ(グループ)が少なくかったし、仮設便所がすべて取り払われた。去年はものすごい盛り上がりをみせていたが、周囲の住人のクレームが多かったのと、市の予算が少なくなったのではないだろうか? カーニバル中の殺人事件は46%、強盗事件は4,9%も減ったそうであるから、今年は、少し大人しいカーニバルだったのだろう。ただこれらの数字は届けられたものであるから実際は、去年とあまり変わらないのかもしれない
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