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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
3・8 住みやすい国を目指して [画像を表示]

3・8 住みやすい国を目指して (2019/03/08)  メルカードで友人の日系人によると、最近、世界中の移民がブラジルにやってくるという。インド人やフィリピン人、その他アジアの国の人も増えたという。彼が言うには、「ブラジルを経由してアメリカやヨーロッパなどに入国するんだと思うよ。メルカードで働いていたアフリカ人も皆いなくなったし。たぶんアメリカやヨーロッパにいったんだろうね」
 最近、自国がひどくて他の国に移民する人々(難民)のニュースをよく見るが、こういう話を聞いていると、よりよい生活を目指して移民する人が多いのだと思う。これは、インターネットの影響により、簡単に外の世界のことが知ることができるからだろう。もし、インターネットで知ることがなければ、ずっと自国で生活していたかもしれない。
 移民した国に仕事があり暮らしていければいいがなければ罪を犯す可能性が高い。
ここ数年ブラジルにはアフリカ人が急激に増えたが、実際にかれらが働く姿を見たのは、メルカードでほんの数人である。ほとんどは働く場所がないのではないだろうか? ブラジル人にも働く場所が無く失業者が多いのに、言葉もカタコト、文化も異なる彼らにあるとは思えない。何人かは確実に犯罪に走っていると思う。果たして不況のブラジルに難民移民を入れる余裕があるのだろうか。
たとえばサンパウロは、セントロやいろんな場所に、路上生活者があふれかえっている。自国民でさえも仕事がなくてこまっている人が多いのに、こんな国にきてもまともな仕事はほとんどないだろう。一時的かもしれないが、移民・難民としてやって来る人、そしてブラジル人両者にとって不幸だ。
アメリカやヨーロッパに蹴られた人々は日本を目指すかもしれない。そうした場合、日本はどういった態度を取るだろう?

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