3・25 10日後の凛 (2019/03/24)
凛(柴犬)がきてから約10日がたった。わずか10日であるが、きてからもう随分たったように感じる。 彼女はあっという間に家に溶け込み、今ではジジババ犬に傍若無人に振る舞っている。今までババ犬がトップの座にいたのだが、吠えられようと、噛まれようと平気の平左の凛は、しょっちゅうちょっかいをかけ、しまいにはババ犬が逃げ出す始末である。それでもおいかけてちょっかいを出すので僕が凛をしからなければならない。ほおって置くと構わず噛みまくるし、バスタオルに包まって寝ているババ犬の上にのっかっていく。 甘噛みだが、歯が細くとがっているので画鋲を押し付けられるように痛い。その度にババ犬は怒り「やめて、向こうへ行け!!」と怒りの籠った吠え声をあげるが、凛は全く平気で続ける。ババ犬が切れてカップリ噛みつくのを恐れて、僕の方が凛を叱らなければならない程だ。ババ犬の歯は、ほとんど抜け落ちてしまったが、犬歯と奥歯はまだ健在であるから、これで思いっきり噛まれると怪我はするだろう。見ているこちらの方が冷や冷やだ。こんな凛をジジババ犬が嫌っているかというと、そうでもなく、粗相で僕に叱られキャインキャインなくと、ジジババ犬は飛んでやってきて心配そうに「許してやって!」と懇願するような目で僕を見る。 凛は10日間のうちに成長し、身体も1まわり大きくなったし、動きに敏捷さがました。ダックスフンドのジジババ犬に比べ、顔の大きさは大きくなったし、身体の大きさもすこし小さいくらいである。ズル賢さもまし、見ていないと3回に2回は決められた場所に大小便をせず、彼女の好きな所にするようになった。最初は、すぐにトイレを覚えたので喜んだが、早計であった。何度か叱るうちに間違った所にしたということを認識しているのか? 叱られることを恐れているのか? こそこそと机の下に隠れるようになった。もうすぐしたら、ちゃんと決められたところにのみするようになるだろう
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