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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・3タイ料理

4・3タイ料理 (2019/04/02)  友人にタイ料理屋に連れて行ってもらった。
タイ料理屋には疎遠で、日本でも1,2度しか食べたことがなかった。特別にうまいというほどではなかった覚えがある。1度はわりかし高級なところで食べたが、それほどにうまいとは感じなかった。
昨夜、行ったのは、ほどほどの危険地域にあり、店内は10畳ほどでテーブルが6,7ある程度のごくごく小さなお店だった。やはり少し危険な地区にあるため、入店した後は鍵をかける。危険とは言っても、コンセレーロ・フルタード通りのほんの少し降りたあたりなので、わずかに危険地区に入るくらいだろうか? しかし、7時を過ぎ暗くなって、冬がまじかにせまったサンパウロでは、もう夜といっても良い時間だ。幾分危なさを感じる。
普通、リベルダージに行く場合はグロリア通りより下は行かないこと、と言われているらしい。そのさらに下の通りより、さらに下のグリセリオ地区に入るのでやはり、危ない地区ともいえると思う。ここから数十メートルさきには、麻薬の吸引所や売買されるところがあし、昼間にいくと、仕事にあぶれた男達がバールや一杯飲み屋で、つけでビールなどを飲んでごろごろしている。ときどき写真をとりにいくが、この辺では危なくてカメラを出せない。普段、見かけない人間が歩くと男達の視線をばしばし感じるようなところである。
そんな区域の入り口にあるタイ料理レストランは、久しぶりに食べる料理らしい料理ということ、サンパウロではまだ物珍しいタイ料理ということもあり、おいしく楽しめた。普段、僕が作る食べ物はほとんど料理とは言えないものだからそう思うのかもしれない・・・。煮る、焼くくらいでほとんど調理していない。良く言えば、素材の味を楽しめる、といえないこともないが・・・。自分で作って自分しか食べないのでどうしてもこうなる。さらに、僕自身、グルメでもないし、健康的に食べることができれば良い、としか考えていないし、超面倒臭がり屋だから、作るのも超適当である。これで、誰か食べてくれる人間でもいれば、もう少し、努力はすると思う。
たまには、外で食べるのもいいな、と思った一夜であった。


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