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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・9 最近の食事 [画像を表示]

4・9 最近の食事 (2019/04/08) はや、4月も、もうすぐ10日。それにしてもこの頃、日がたつのが速い。そう感じるのはそれだけ歳をとったということであろうか? 今日はメルカードに買い出しに行くが、いつも買うマグロのアラやいわしがない。高価な魚はとても買えないから、こうした安いものをいつも買う。それでもイワシはキロ豚肉以上するし、マグロのアラはそれ以上である。すっかり魚を食べることが習慣になってしまい、肉を食べることはあまりなくなってしまった。それだけに安い魚がない時は困ってしまう。
 結局、カツオを1匹買う。シマカツオらしい。故郷の高知で見かけるカツオとは、見かけも味も随分ことなるが仕方ない。1匹、約1キロ300グラム、キロ⒛レアル(約600円)であるから25レアルになった。頭や尻尾も入れてこの重さであるから、3枚におろしてもらうと食べる部分は800グラムほどにしかならないのではないだろうか。聞くと骨や頭も出汁がでておいしいらしいので、すべて持って帰る。
 この頃は化学調味料を使わなくなったので、骨や頭で出汁をとる。本当は鰹節や昆布で出汁をとると、おいしいのだろうが、鰹節(かたまり)はブラジルでは売っていないし、売られている昆布は中国製ばかりだから買わない。なのでもっぱら、魚の骨や頭、あさり(売っている人はシジミというが、みかけはあさり)で出汁をとる。そんな生活にもやっと慣れ始めた。
 考えて見れば、最近は、ほとんど既製品を食べない生活である。ある意味、健康的だといえるかもしれない。しかし、食に気を付けている人がガンになって死んだという話をよく人にきく。だから食にこだわる意味はないようなことを言われるが、ガンになって死のうが別にかまわない! できるだけ化学物質が入っていないモノを食べたいだけである。早く死のうがまったく問題ない。むしろ、あまり長生きしたくないとさえ思っている。

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メルカードの肉屋。ブラジルでは魚はまだまだ高い。肉を食べるのが普通


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