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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・17 短気は損気 [画像を表示]

4・17 短気は損気 (2019/04/16)  今まで犬の躾は、体罰だった。いうことを聞かない犬は、そこそこの力で腰を平手や新聞を丸めて叩いた。頭は、バカになると困るので叩かない。しかし、今いる柴犬は叩かれてもまったく平気の平左である。はむかってはこないが何度叩かれても張られても、甘噛みや粗相をやめない。今まで飼ってきた犬だと、数回叩かれると、止めるようになるのだが、止めない。
 息子も、彼がきたことを喜んで噛みまくる凛についに根を上げた。「いくら、ダメダ、と言って叩いても、まったく止めない。こんな犬初めてだ」とびっくりしていた。高知弁でいうと「しわい(しぶとい・しつこい)」犬なのだ。おそらくこの犬は興奮状態に入ると周りが見えなくなるのだろう。抑制が効かなる。
 名前を呼んでも無視する様になってきたので、躾方法を変え、目を見ながら「ダメダ」と怒るようにした。小便を便所いがいでしたときなど、犬の方も自分が悪いことをしたと分っているのか、目をそらせようとする。それでもしつこく目をみながら、怒り、最後に粗相した場所に鼻をおしつけると、今まで以上にきゃんきゃん鳴いた。おそらく、この犬には体罰する以上に言葉と態度の方が、効き目があるようだ。
 それ以降、凛が興奮すると、静かに目を見て「ダメダ」というと、興奮は次第におさまり、噛むのをやめるようになった。ズボンを履くときもむやみやたらにズボンの端に噛みついていたが、静かに目をみながら、「離して」というと離すようになった。それまでは、軽く蹴っていたのだが、そうすると面白がって余計にじゃれてきた。
 犬によって躾が異なることを初めてしった。人間はもっとだろう。嘘をついた息子を一度だけ平手で顔をはったことがある。それが正しいかったのか未だによくわからない。最近、僕自身も、自分をを見失わないよう短気を直そうと心がけている

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最近、30度以下の日が増えてきた。やっと冬に突入か


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