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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・18犬の予防注射 [画像を表示]

4・18犬の予防注射 (2019/04/17)  60日が過ぎたので子犬を予防注射に連れて行かねばならなかった。人に聞いてできるだけ安全に予防注射を受けることができる獣医を家の近くで探した。そしてやっとパウリスタ大通り近くに普通より少し高いが、生後60日以前の子犬は注射できない、と電話で忠告してくれた獣医院を見つけた。もともと「柴犬の会」で紹介してもらった獣医院である。いろいろ探したが、こんなにはっきりと言った獣医院は初めてだったのでちゃんとした薬を使っているだろうと考えてここにしたのだ。
 少し心配し過ぎかもしれないが、ブラジルの場合、輸入品と偽って国産を使っているかもしれないし、その薬の安全性も心配であった。以前、市が無料で狂犬病の予防注射をして10匹以上の犬が死んだことがあった。ただでさえ、この予防注射は心配であった。
日本のサイトで見るとこの予防注射を批判しているサイトが結構多い。獣医や製薬会社が金もぅけのために、毎年1回の注射が必要だ、と言っているという。見たサイトの中には、予防注射をした犬の中には死んだ犬までいるらしかった。全面的に予防注射をしないことがいい、というサイトから、3年に1回で十分だというサイトまであった。事実はよく解らないが、犬によっては、少なからずの悪い影響があることは確かなようだ。もちろん、多くの犬には病気の予防になるようだ。
 ここは、ブラジル。あきらかに日本以上に道は汚いしビールスは多い。少なくとも生後60日の子犬には1月おきに3回の注射、そして3年に1度くらいは予防注射が必要な気がする。路上生活者が引きつれている犬は予防注射なぞ1度もしたことが無いことを考えると、ブラジルでも3年に1度くらいでいいのではないか? と思っている。飼っている14歳になるジジババ犬は9歳になって注射をやめた。1日1回散歩につれて行っているがそれでも今まで病気もせずに立派に生きている。
 予防注射は、僕が犬にした最初の頃は6種混合だったのに今や10種である。その辺もちょっとひっかかるし、人間同様、犬もそんなに長生きする必要があるのか? と思う。勿論、病気にかかって、苦しむのをみるのは本当に辛いし、死ぬと悲しい。最近は犬も長生きするようになり、認知症になる犬も増えてきているらしい。(日本の話)飼い主が先に死んで、たらいまわしにされたり、処分されたりする犬まで出てきていると言う。(ネットで読んだ話。事実は?)そんな犬を、有料で世話をする業者があるらしい。払う余裕がある人ならそれも良いだろうが、ない人もたくさんいると思う。
 では、どうすれば良いのか? 飼わなければいいだけの話であるが、僕には、犬のいない生活は考えられない。それは人間の勝手と言われても仕方がない。できる限りの世話をするとしか言えない。こうやって考えてみるとやっぱり勝手だ、と思う。批判されても仕方がない。

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獣医に抱かれた凛。いつもの精悍さがなく心配そうな顔をしている。緊張している


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