4・23 日向ぼっこ (2019/04/23)
晴れると、ジジ犬が「日向ぼっこをするのに、ベランダに行かせてくれ!」とせがむようになった。 ジジ犬はもともと日向ぼっこが大好きで、日が差し込む所を見つけては、目を細めて気持ちよさそうに日向ぼっこをしていた。ところが最近、太陽の軌道が変わったのかジジ犬が日向ぼっこをしていた場所に日があたらなくなった。 偶然に、彼はベランダに日が当たっていることをしり、それ以来晴れると、毎日のようにベランダの戸をあけてくれ! とせがむようになった。ベランダは隣とすりガラスをへだててつながっている。犬が出てきたことを知ると、隣のババがガラガラガラッと戸を閉める。とにかく煩いのだ。以前、たまたま犬が扉近くにウンコをすると「臭い」と文句をアパートの管理人にいうし、最悪の奴なのだ。 犬がうんこをして1分もたたずに取っているのに、ちょっと臭いがしただけで文句をつける。30分も1時間も臭いのならわかるが、わずか数十秒の臭さも我慢できないのだ! 文句を僕に言うように言われてきた、アパートの清掃人がなんの臭いもしないのですごすごと帰って行ったことがある。ブラジル人は自分がやったことに対してはしらんぷりをして平気で人の迷惑をかえりみないのに、ちょっとでも迷惑を被ったと思うとすぐ文句をつけるのである。 今日も、ベランダに行かせてくれとジジ犬がせがむ。隣のババが煩いので本当は嫌なのだが、ババに負けるのも腹立たしい! ベランダで30分日向ぼっこをさせて中にいれる。
 | 彼も年を取った。今年で14歳。昔は精悍でなかなかハンサムだったのに |
|
|