5・6 さすがブラジル (2019/05/05)
ダリアの花が2輪早くも咲いた。 つぼみも5,6個あるので続いて咲くだろう。さすがブラジル! こんなに植物にとって気候がよければ、世界各地から持ってきた種や苗があっという間に大きくなるのも納得がいく。とは言っても、もともとダリアはメキシコの高原原産だから、気候が似ていたこともあるだろう。現に、日本から持ってきたアサガオの種はほとんどの季節に関係なく芽吹き花をさかせたが、本当は青の花がさくはずなのに、全部白の花が咲いた。 ブラジルは北から南まで日本の23倍もあり、日本に似た気候の場所もある。日本からもさまざまな果物や野菜が運ばれ生産されている。 熊本が発祥であるデコポンや、日本なし豊水、リンゴの富士など、あげるとキリがない。そのほとんどは、許可なしに運ばれたものが多いだろう。昔は、許可など考える人も少なかったと思う。 今では、多くの日本産の果物や野菜が栽培されていて、僕もその恩恵にあずかっている。最近は、ブラジル人も日本野菜や果物のおいしさを知り、フェイラ(青空市)の、いつも売っているテントに行っても売り切れていることが多い。たとえばホウレンソウ。ブラジルで、もともと栽培されていたものより柔らかくおいしいために、いつ行っても売り切れである。 ブラジル人も簡単に世界各地に旅行できるようになり、さらにネットでどんどん情報がながれ込むようになって、おいしいものや便利なものをブラジル人もよく知るようになった。それはいいことだと思うが、今まで簡単に手に入れることができたものができなくなったり、高くなったりするのは困る。
 | 咲いたダリア。球根が小さかったのでボール状の花かと思った |
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