5・10キャシュレス社会 (2019/05/09)
早朝、すっかり涼しくなってきた。シャツ1枚では肌寒いほどで上着が欲しくなる。おそらく18度くらいではないだろうか?
ブラジルはもうすっかりカード社会になり、買い物客のほとんどがカードを利用する。だから、この頃はフェイラ(青空市)やデリバリーの兄ちゃんでも無線のカードリーダーを携帯するなど、キャッシュレスは驚くべき速さで広がっている。頭の固い僕はと言えば、未だに現金主義で、いつも使っているペットショップで犬の餌を買うときにカードを使うくらいである。初めて店で使うことはまずない。 今はあまり聞かないが、以前、友人、知人のカードが知らないところで使われているといた、と言う話をよく聞いたし、僕自身カード詐欺に遭いかけたりレストランで2度カードを読み取られたりしたからだ。日本のカードを使ったりするとそういうことがあった。 銀行やカード会社がおかしな利用や多額の利用があったりすると、電話やメールをしてくれるが、カードの解約などその後の作業が大変でほとんど使わなくなった。おそらく今は、もっと簡単になっているだろうが? ブラジルは日本以上にこうしたカードの不正が多く、セキュリティもあらゆる方法がとられている。しかし、ブラジル人はあの手この手でセキュリティを破ろうとする。こういう犯罪に関してブラジル人は天才的だ。だいたい、ブラジル人は、被害を受ける人の顔が見えない犯罪に対して罪の意識が薄いような感じがする。 何度かカードを使って冷蔵庫や携帯を買ったが、すべ個人情報はダダ漏れで、詐欺メールや電話の嵐であった。内部の人間が個人情報を売るのだ。買った犯罪者は、名前や年齢から外国人らしき人間や高齢者に絞って電話やメールを出しまくる。何年も前の話であるから今はもっときちん管理されるようになったかもしれないが一時期ひどかった。 そんな訳で、たとえ時間と手間がかかっても、今でも銀行からお金をおろして使うようにしている。
|