6・8 悪い流は断ち切ろう (2019/06/07)
この頃、ちいさかったリンが急激に成長し、はるかにジジババ犬たちをおいこしてしまった。餌のいさかいが絶えなくなってきた。 餌入れを別々にし、餌を食べきるまで見ていることにした。しかし、つい食べ残しの餌入れを置いたままにして出かけてしまった。アパートに帰り着くと、普段からリンと仲の悪いババ犬がはあはあと舌をだし肩で息をしている。 喧嘩をしたことに気が付いた。ババ犬の身体をチェックすると、尻尾の付け根に2本の、そこそこ深い筋が2cmほどでき血がでていた。おそらく噛まれたときに、尻尾を引っ張り、筋が入ったのだろう。人間なら、2、3針縫うような怪我である。血も止まっていたので化膿しないようにプロポリス軟膏をたっぷりつけて様子を見ることにした。幸いなことに化膿はしなかった。 傷を見た瞬間、思わず僕もカッとしてしまい。リンを激しく怒った。それ以来、リンは僕のいうことを以前よりきくようになった。リンも誰がボスかわかったようだ。そんなことがあって、餌をやるときは気を付け、できるだけ長い間、家をあけないようにしている。 今日、オーガニックフェイラ(オーガニック市)に行く前に、普段よりまして、リンは活動的だった。少し寝坊をしてしまい、朝の運動を十分できなかったのだ。少々不安だったが出かけることにした。 家に帰って、2匹が大ゲンカして、トカゲの尻尾のように食いちぎられていたらどうしようか、などと心配した。そのおかげか、ビレッチ・ウニコのカード(公営バス3時間乗り放題の磁気カード)と50レアル(約1300円)を落としてしまった。 もっと悪いことが起きるのを、お金とカードを落とすことによって防ぐことができた、と無理やりこじつけ忘れることにした。どちらも、なんとかすることができるからいいではないか、と自分自身に言い聞かせた。2匹は何事もなく待っていてくれたので一安心した。悪い流れはここで切ろう! しかし、今日行きたい、オーガニックフェアーが開催されている。どうしよう? 迷うところである。
 | 生後約5か月どうみても子犬とは言えなくなった。もう少しボニータになると思っていたのに。 |
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