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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・14 イッペー・ローショ開花

6・14 イッペー・ローショ開花 (2019/06/13) リベルダージ広場のイッペーが満開になったので早速写真を撮りに行く。
イッペーはブラジルの国花だそうで、ローショ(紫色)、アマレーロ(黄色)、ブランコ(白色)、ローザ(桃色)、などの花が咲く種類がある。前回、調べた時には国花ではないと、サイトには載っていたような気がするが、今回、検索すると、ブラジルの国花だと出ていた?? 
撮影したのはローショ。小さな花が集まり丸い塊になりやすく、木にぼんぼりがついているようでなかなか綺麗だ。他の色のイッペーだと、僕の今まで見たものは、なかなか丸い花の塊になりづらい。しかしこれはセントロに限ったことかもしれない。
太陽が当たると綺麗な濃いピンクになるが、太陽が雲に隠れ、陰ってしまうと途端に青っぽくなる。太陽が出るのを待つが、なかなか出ず、結局焦れてそうそうに辞めてしまった。あまりしつこく撮りすぎると、泥棒に目をつけられる可能性もある。現に、写真を撮り始めると、多くの人が寄ってきて、ジドリや花を撮り始めた。
警戒しすぎと思う人がいるかもしれないが、僕はこれくらい警戒する必要があると思っている。日本からきたTVクルーやカメラマンが強盗にあった、という話をこれまで何度かきいたことがある。やはり襲われてからだと遅すぎる。
撮り終えて、広場で日系人の知人にあった。「ああ、あそこにあるイッペーはローザの色が濃いものよ」という。花の形もあきらかに違うし、この人はどれほど植物のことを知っているか? と思ったが、そういう自分も大して知っている訳でもないし、ブラジルで生まれ育ったわけでもない。あっさり彼女の言うことを認めた。
しかし、帰ってからもずっと気にかかっていた。以前から、ローショとローザとの違いを知りたかったこともある。植物に詳しい、ブラジル博物研究会の方に電話をすると「今頃咲くのはローショだし、ローザは色が薄いから、それはローショでしょう」という答えが返ってきた。
やはり、ローショ! 花の写真を念のために送って再確認しようと思っている。


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