7・3 2度目の散歩 (2019/07/01)
リン(生後5か月の仔犬)の2回目の散歩に出かける。 東洋人街リベルダージで今日は折り返して帰ってこようと思ったが、セ教会のほぼ前あたりに座り込み進もうとしなくなった。 家から遠ざかるにつれ、リンの足は重くなり前に進むことを嫌がった。そして今日また同じ場所で座り込んでしまった。ついつい悪い癖で何かあるんじゃないか? ここから先はエネルギーが淀んでいるんじゃないかとか? と、つい考えてしまうが、それは考え過ぎで、リンは家からこれ以上離れるのが嫌なのであろう。ちなみに、リベルダージはその昔、奴隷の墓場と死刑場であった。なので、つい変な事を考えてしまったのだ。 例え、地場が悪い所であろうと、ブラジルに来て以来、もう数十年にわたって行き来しているから、今更しょうがない。悪いモノがつくなら、もうとっくの昔にやまほどついているだろう。 リンがこれ以上進もうとしないので引き返すことにした。アパートに向かうリンの足取りは軽く、喜んでいるのが見た目にも解る。いろいろと面倒臭い犬である。
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