7・7 今年一番の寒さ (2019/07/06)
今日は本当に寒い。朝7時半サンパウロ、セントロで12度。今年一番の寒さでなかろうか? ネットを見ると、今日は今年一番の寒さで真夜中に7.4度だったらしい。サンタカタリーナ(ブラジル南部)では零下で雪までふったそうである。寒い訳である。 こんなに寒いのに、柴犬リンはまったく平気で朝早くから元気いっぱいである。ジジ・ババ犬はバスタオルに包まって寝ているというのに! この頃、リンは、すっかり成犬の身体つきになり、毛も剛毛が生えてきた。柴犬は、やはり寒い地方の犬種で、ブラジルのような暖かな土地には向かないのではないだろうか。 いつものようにボールを咥えてやってきて、前足をベッドのふちにかけ遊んでくれとせがむ。はっきりいって汚い脚でベッドに触られるのはいやなのだが! リンは僕のそんな気持ちも考えず、人間の大人の指三本ほどになった前足をバタバタさせる。たまったものではない。今朝はオルガニック市にも買い出しにいかなければならないし、起きて遊んでやることにした。エネルギーの発散をさせさないと、僕がいない間にジジ・ババ犬をいじめる可能性があるからである。 15分ほど廊下つづきの台所の端でボールを投げてやる。台所と廊下をいれて5mほどになる。途中に水タンクなどを置いて飛ばないと通れないようにしてボールを投げる。そうするとまた僕のところまでボールを持ってくるので、そのボールを投げを繰り返すのだ。20回ほどなげるとリンも疲れて自分からボールを離して止めるのがいつもの常だ。その間15分ほどであろうか? このボール投げのおかげでこのごろ大分大人しくなってきたような感じがする。あまりジジババ犬をいじめなくなった。 そのボールは押すと音が鳴る。リンはすっかり鳴らすのがうまくなり、ボールを強く噛んだり弱く噛んだりしてひとりで遊ぶようになった。はじめはビニール製の綿を詰めた布製のクッションボールを買ったが、あっという間に中身を破って引きずりだしてしまった。今はプラスチック製の小さなボールだから、しばらくはもつだろう。
 | ゴルフボール大のボールを咥えて投げてくれとせがむリン |
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