7・31リンの悪戯 (2019/07/30)
最近、リンの悪戯が増えてきた。カメラの大切なカードは噛んで使えなくするし、やっと芽吹いた双葉も引き抜いてしまった。 昨日は日本から持ってきていた記念切手の箱を噛み破り、十数枚の記念切手がぼろぼろにされた。僕が見ていると怒られるので、みていないところでこうした悪戯をする。タチが悪い、ズル賢い奴なのである。とにかく、彼女の口が届かない所におくしか、防ぎようはないようである。 もう、すっかり大きくなり、身体は柴犬の大人並みになった。ジジババ犬たちをいじめることはほとんどなくなったが、今度は周囲の目につくものを手当たりしだい、がちがちと噛む。噛んでもよいように、牛の皮を骨型にしたものを買ってきて与えていたが、ジジ犬もそそられるようで、リンの隙をみては奪って自分のものにする。一度自分のものにすると、気の弱いジジ犬も抵抗する。リンが取り返そうとすると、歯を見せていかくする。そこで大ゲンカが起きてしまう。そんな訳で、牛皮を与えないようにしていたが、あまりに悪戯がすぎるので再びわたした。出かけるときには取り上げて喧嘩にならないようにしている。 最近は「ボール」と言う言葉を、リンは覚えたようで、「ボールは?」と聞くと、ベッドの下や隙間に入りこんだボールを咥えてもってくるようになった。さらにボールを自分から咥えて持ってきては、「投げてちょうだい」と要求する。仕方がないのでシブシブ投げてやると喜んでおいかけてまた持ってきて、その動作を繰り返す。そういう仕種を見るとかわいいのであるが、大切なモノを噛んで使えなくしたり、せっかく芽吹いた双葉を噛み取たりするとついカッとなってしまう。 初めて、日本犬を飼ったのだが、洋犬と比べると圧倒的に躾が難しい。映画「はち」以来、日本犬人気でブラジルでも多くの人が飼うようになった。彼らはきちんと躾ができているのであろうか?
 | リンにカードを噛まれて使えなくなって以来、机の周囲には入れないようにした。ジジ犬はしきりに入れてくれと要求するが、ジジを入れるとリンも入れない訳にはいかないので一切いれない |
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