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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
8・5柴犬リン [全画像を表示]

8・5柴犬リン (2019/08/04)  リンが家に来て約4か月、生後6か月。とにかく大きくなった。恐らく、もう成犬の大きさだろう。別居している息子がアパートに来るたびに「大きくなったね」と驚く。
僕自身は毎日一緒に生活しているのであまり気が付かない。しかし、リンが来たころの写真をみると、その成長に驚く。
この犬の性格なのか? 柴犬という犬種の性格なのか? とにかく意地悪である。写真で、幼い頃の顔を見てもそのふてぶてしさがわかる。ジジババ犬が水を飲んでいるとその頭を前足で押さえたり、餌を食べているのに餌入れを自分の方に引き寄せたり・・・ 今までたくさんの洋犬を飼ってきたが、この犬ほど前足を使う犬を見たことが無い。意地悪に見えるのは、より人間的なことをするからかもしれない。とにかく頭はいいと思う。
ストレス発散と運動を兼ねて、ボールをアパート6、7mの廊下で投げて遊ばせているが、いつしかボールを咥えて自分の方から遊んでくれと要求してくるようになった。日本語で「ボールは?」と聞くとベッドの下や冷蔵庫の隅にあるボールを探しだし持ってくる。  
リンは小さい頃から抜群に頭がよく、うちに来て2日で自分の名前や便所の場所を覚えたし、お手やお座りはジジババ犬がしているのを見て覚えてしまった。僕が飼った犬の中で抜群に頭が良い。頭の良さが、この犬ならではなのか、日本犬という犬種なのか性格同様わからない。
多くの人に、日本犬は無駄吠えをしないし、性格も他の犬とは全く違う。それだけに躾が難しい、と言われる。確かに躾は非常に難しい。今まで飼ってきた洋犬なら、あっさり従順に言うことを聞いたが、柴犬はそうはいかない。
決して反抗するのではないが、簡単にはいうことを聞かない。毎日が闘争である。ときおり粗相したときにはベッドの下に逃げ込み、僕が怒って、足や尾をひっぱってひきずりだしても一度も噛んだりしたことはない。鼻づらをうんこのちかくに押しつけるだけなのだが、自分が悪いことをした、と十分解っているからであろう? 
力が強くなり片手で頭を押さえつけることはできなくなった。雌でこれだけ力がつよいのだからオスはどれだけ力が強いのだろう。粗相をしたとき、近くに頭を押さえつけるが鳴き、叫んで、全力で逃げられる。
それでも最近は、リンも成長し大分従順になってきた。犬の躾も人間並みに難しい。最近、つくづくそう感じる。日本で散歩連れの柴犬をよく見かける。どの犬も主人には素直そうに見え、当たり前に飼育している。それだけに、日本犬の躾の難しさを感じたことはなかった。しかし、実際飼ってみると違った。生まれてきたときから、洋犬と暮らしてきた息子がリン様子を見て驚くほどであるから、おそらく柴犬リンの躾はかなり難しいと思う、どうだろう?

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現在のリン。生後約6か月。もう立派な成犬


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来たばかりのリン。約生後3か月。まだかわいい。が、顔がふてぶてしい。


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