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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
8・17 さくらが病気 Ⅱ [画像を表示]

8・17 さくらが病気 Ⅱ (2019/08/16)  昨日に引き続き、今日も獣医院にブラジリアンテリアのさくらを連れていく。昨日受けた注射と薬が効いたようで、昨日と打って変って、いい顔をしている。何より眼が輝いている。安心した。
この犬は息子の15歳の誕生日に僕がプレゼントした犬で、息子も毎晩一緒に寝るほど可愛がっている。物凄く臆病な犬でアパートのベランダに出るのも怖がったし、ましてや散歩に連れて出るとべっちゃり地面に腹ばいになって動こうとしなかった。そんな犬であったが、オス犬を飼い、子供を産むと、すっかり変わり、ベランダも散歩も平気になった。ただ、獣医に予防注射に連れて行くとすっかり怯えてしまい、診察台の上で固まった。そんなさくらを見てどの獣医も大人しい犬だね~と言ったものだ。薬に弱く、強い薬を飲むと具合が悪くなった。
後ろ脚のくるぶしが張れて自分で噛み破ったために、穴が開いてしまった。息子は早くからくるぶしが張れていると言って心配していたが、僕には腫れているようには見えなかった。おいておけば自然になおるくらいにしか思っていなかった。噛み破ったことを聞いて慌てて犬猫病院に連れていった。
いろいろネットで値段を調べた結果、アパートのすぐうらにあるペットショップにある獣医が一番安かった。しかし、獣医がいまいち気にいらなかった。以前行った際にいた女性の獣医はいじわるそうだったし、昼からいるという男性の獣医は威張っていてゲイっぽく、どうも好きになれなかった。そんなとき、リンの予防注射をした獣医院を思い出した。ただそこは少し高かった。その病院がある地域は、僕のアパートがある地区より良い地域にあり、連れて来られる犬たちも高そうな犬ばかりであった。
リンの予防注射に選んだ理由は、その医院が60日未満の仔犬は注射しないと、電話をしたときレセプションがいった一言であった。しらべた獣医はどこも薬は輸入品だという言葉が返って来たが信用できなかった。結局その病院は調べた中で一番高かったが、一番信用できそうであった。もし、死んだら、ということを考えると、少々の金額差は、どうでも良かった。というのは、公共の機関で狂犬病の注射を受けて数匹の犬が死んだニュースを見ていたからだ。ブラジルは少しのお金を惜しむと命に係わることもあるのだ。
さくらは、バクテリアでくるぶしが腫れたのではないか、という診察がでた。皮膚片をとり顕微鏡できちんと調べた結果からだったので信用できると思う。結局2日間病院に通い、かかったお金は初診料も入れ日本円で1万円ちょい。ブラジルでも、病院のレベルからしたべらぼうな値段ではなさそうだ。ただ、ひとつひとつの診療ごとお金が請求された。さくらも快方に向かっているので、きちんとした病院に行ってよかったと思う。

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すっかり写真をとりわすれていたのでさくらの過去の写真


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