８・２９ジジババ犬の日課 (2019/08/28)
最近、曇った天気が多く、なかなかすかっと晴れない。やっと今日は晴れて太陽が顔をだす。ジジババ犬たちも、ベランダで日向ぼっこをしようとうるさくせがんでくる。特にジジ犬は昔からひなったぼっこが大好きで、出してくれとうるさい。
ベランダへのガラス戸を開けると、勇んで出て行く。この頃は、ジジババ犬は随分年をとりほとんど散歩にいけない。しかし、足を動かさないと萎えるので、毎日部屋の中を何度も往復をしている。ババ犬は散歩に行きたそうな顔をするが、ジジ犬だけ残しておくこともできず、結局ジジババ犬をのこして若いリンとのみ散歩にでかけることとなる。以前だったら残されると煩く吠えたものだが、今は帰りを大人しく待っている。ジジ犬は逆に散歩嫌いで、アパートの中の往復だけで満足のようだ。
毎日の家の中の往復とベランダでの日向ぼっこ、そして、その後に、マッサージで体中を擦ってやり、蚤取り櫛で梳いてやる。これがジジババ犬の日課である。
本当はリンと一緒に散歩につれていければ一番良いのだが、もうリンの歩く速さで歩くことはできないだろう。ジジババ犬は今年で15歳、人間でいえば７６歳らしい。特にジジ犬は顔がすっかり白くなってしまった。人間も犬も歳をとるということは、ある種の寂しさ、悲しさがある。
|
